はましゅふにっき

横浜女が滋賀で主婦する日常系無責任ブログ。壁打ちスタイルでやってます。

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「天気の子」感想 この世界はめちゃくちゃだ

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見てきました。

旦那くんが出張に合わせて帰省しておりヒマなので、独りで見てきました。

 

いつも通り、気ままに感想文を書きます。

先にざっくり言ってしまうと、

「嫌いとかつまんないってわけじゃないけど、んー、とにかく滅茶苦茶でわろたww」というのが直後の感想でした。

(ストーリーが支離滅裂だ!とか、そういう批判的な意味ではないのですが…。

 

以下、ネタバレを含んだ感想文です。

未視聴の方には不親切な個所多め。

 

あらすじ等を知りたい方は公式さんをどうぞ。

tenkinoko.com

 

 

混雑具合レポ

 

7/27(土)14:05~の回を、田舎のオアシスことイオンシネマで。

おおたはネット予約をしておきましたが、

当日行ったときの表示はどの回も「残少」でした。

たぶん、このあと完売したんじゃないかな?

年齢層も広め。

 

おおたの新海さん過去作知識

 

 この記事↓に詳しく書います。

 

君の名は。と、言の葉の庭はかなり好きです。

 

なので、本作での君の名はキャラカメオ出演には、素直に喜んじゃったクチ。

瀧三葉四葉ちゃんは分かったんだけど、

テッシーさやちんは気づかなかった…

何しろ事前情報をほとんど仕入れずに見に行ったもんだから…

どこかに居ると知っていたらもっとよく見たのに悔しい…

 

それにしてもあれですね、自身の過去作のキャラをどんどこ登場させるのは

びじゅチューンと同じ手法ですね!(畑違い)

 

そしてこっちの瀧くんの非童貞感がすごかった。落ち着いてらっしゃる。

 

本編感想

 

まずね、そんなに観に行くつもりはなかったんですよ。

君の名は。の予告は、なんかすごくわくわくして、

「入れ替わってるー!?」ギャハハって感じで大盛り上がりで(雑な表現)、

観に行きたい!ってなったんだけど。

 

天気の子は、予告の時点で「ふーん…?」と思ったくらい。

まあヒマだし見ようかな、という程度には興味ありましたが、

新海最新作だから見に行ってみた、という。

 

正直このテンションは、見終わった今でもそんな変わらない。

直後は「めちゃくちゃすぎわろたww」という謎のにやにやもあったけど、

一晩経った今となっては、「ふむ…」という落ち着きに変わった。

 

嫌い!とか、あのオチはない!とか言い切るほどの熱はない。

(実際、オチについて別に嫌いとか悪いとか思ってない。)

 

まあ、一度しか観てないのであれですが、

記憶の範囲でたどって感想を。箇条書きレベル。

 

そもそも冒頭から、「なんかこれ不幸エンドっぽいな」という雰囲気はビンビンでしたよね。

すべてが刹那的というか、儚いというか。

 

あのハンバーガーが人生で一番おいしい夕食だった、なんて語りが入るから

てっきり死んじゃうのかと思ったわ。

 

ホダカくんはもうほんと、ノープランすぎて見ててイライラする。

家出少年~!!!

 

でもね、前半はまあ、不幸の気配を感じつつ、けっこう楽しく見てました。

 

半グレ(半グレで済むのか?)の兄ちゃんに馬乗りになって顔面殴られるところ、

超痛そうだなと思ったけど。

顔殴られるだけでも痛いのに、反動でコンクリに頭打ち付けてるのがやばい。

立ったまま喧嘩するより、威力が二倍三倍に。

 

↑ホダカくんが、拳銃ぶっぱなしちゃうところですね。

もう、ほんと、おねえさんは思うよ。

拾った時点でおまわりさんに届けなさいよ…。

家出少年に入手ルートなんてあるわけなし、本物か知らんけどごみ箱に入ってましたって言えばそれで済むから…おねえさんと交番行こう、ね…?

 

ひとまず一発撃っただけでポイしたから、おねえさん安心したけども…

常時所持はまずいよね。とりあえず手放してほしかったよね。

 

須賀さんの声が小栗旬なの、キャストぐらい下調べしておけばよかったと後悔。

須賀さんがしゃべるたび、頭の隅で

「あ~~~この声だれだっけ~~~?声優さんじゃないな、絶対俳優さんだな?」

「この、おどけていても色気ある感じ、一体誰の声なんだ~モヤモヤする~!!」

ってずーっとずーっと考えちゃってた。そして思い出せなかった。

本田翼ちゃんは、わかんなさ過ぎて「誰だっけ?」ってならなかったけど。

エンドロールでアハ体験。

 

平泉さんは、予習なしでもさすがに分かった。

リーゼント刑事が梶さんなのはイケボすぎるだろ…って、そこでも集中が途切れたけど。

イケボは罪。

いそれにしてもリーゼントさん、めっちゃイライラしてたな。気持ちわかるよ。

 

ヒナちゃんの祈りパワーで晴れるシーンは、総じて美しかったです。

鳥肌がたつ、ぞっとするような美しい画面でした。

 

そんでもって、画だけじゃなくて、

美しすぎるから恐ろしいというか、

この奇跡に対して、一体どんな代償を払わなければならないんだろう?っていうゾクゾクもね。

 

「神隠し」や「人柱」というワードは出てきてたけども。

 

作中何度も「100%の晴れ女」って表現が出てくるけど、

神主のおじいちゃんの言う通り、どうも「晴れ女」という表現はふさわしくないよね。

晴らしパワーがあるから間違いではないけどさ、

怒りに任せて雷まで操れてしまう人を「晴れ女」と称し続けるのは無理がある

選ばれし天気の御子(巫女)なんだね。

 

序盤、ナツミさんが雨女(龍神系)なのかな?という予想もしたけど、

その線は関係なさそうだったな…。

 

 占いおばばの言っていた、晴れ女=稲荷系、雨女=龍神系というのは、

どこまで信じてよいのかな~。

たしかにあの廃ビル屋上の神社は稲荷っぽかったし、

あの雲の上の世界には龍っぽいのがいたけども。

 

「お稲荷様をバックにつけた晴れ女が、最終的には龍神様への生贄にされる」

っていうのはどうなんだろうか…?

五穀豊穣をもたらす雨へのお礼(取引)…?

 

まあこれも、ヒナちゃんが「晴れ女の一面以外も持ってる」と考えた場合、

結局どっちに対してもの人柱か…?んー…。

 

こういうネタは好きなんだけど、

「稲荷 龍神」とかで検索すると、スピスピ☆スピリチュアルな世界ばっかりになってしまい、おおたは検索をやめた。

いや、スピもある程度は好きなんですけど…

やはり知りたいときはちゃんと「文献」に当たらねばだめね。

 

話は変わりますが、都バスの「みんくる」が変な顔になっててにやにやしました。

そのまんま使っちゃだめだったんだろうけど…なんか、だらしない顔になってたw

 

(本物のみんくるは可愛い)

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からあげくんとかはそのままだったのにね。

スポンサーの思惑通りとはいえ、マックとか、からあげくんとか、カップヌードルとか、食べたくなったわ。

あの炒飯はどんな味するんだろ…。

ボンビーガールらしく、ヒナちゃんが豆苗とネギ育ててたの、好感持てる。

 

ラブホでの貧乏豪遊飯の愉しさと、表裏一体の悲壮感はすごい。

計画的に明日を乗り切ろうという気がさらさら感じられない思春期具合。

 

このシーンの「神様、もう僕たちから何も引かず、何も足さないでください」っていうモノローグはいいなと思った。

他人からはどう見ても幸せと言えない状況なのに、

まさに今が我が世の満月と言わんばかりのつかの間の充足。

 

これ以上なにも奪わないでください、じゃなくて、

「何も引かず、何も足さないで」ってのが。

もう余計な事しなくていいからこのままいさせてくれぇっていう。

 

ぐっとくる半面、これは、あれだな、書きながら気づいたけど、

清太イズムを感じるな…。(火垂るの墓)

なるほど思春期の家出は、破滅に振れすぎると清太になるのか…。

大人なしで生きていく!という、浅はかなチャレンジャー精神。

 

そう、「浅はかなチャレンジャー」なんて言い方をしているのでお察しかと思いますが、

おおた、序盤に「拳銃拾った時点でおまわりさんに届けなさい」と書いた通り、

このお尋ね者パートに入ってからずーっと

「はよ警察に『ごめんなさい』せんかい!!!」と思ってしまって。

 

ヒナちゃんたちが児童相談所から逃げるのもやめときなさい、と思うし、

それ以上にホダカがもう。

ヒナちゃんが天に召されてしまってからの、「みんな何も知らないからそんなこと言えるんだ!!(号泣暴走)」とか。

こっちはリーゼント刑事の「めんどくせぇ」のつぶやきにいいね連打です。

 

君の名は。のときは、三葉の疾走シーンに没入できたんですけどね。

なるほど、あのとき冷めてた人たちは、こういう気持ちだったのかな?って分かってしまった。

 

わかった、わかったから、ヒナちゃん居なくなって悲しいのは分かるけど、

一回警察行こ?ね?今ならまだ大丈夫だから、ね???

 

しかしここから、さらなる怒涛の違法行為が!!!

 

警察から逃亡、そしてナツミさんを巻き込んで道路交通法をガン無視!

ナツミさん、もうバイク乗れないだろね…。

そりゃ詳しい罰則は知らないけども、免許とりあげられちゃうんじゃない…?

就職大丈夫…?

まぁ本人が、「ウケる~!」で流せる人でよかったよ…いい女だなナツミ…。

 

ナツミさんのバイクを乗り捨てた後は、線路に立ち入り全力疾走!

映画終盤の全力疾走ってさ、どんな作品でも見せ場じゃん。

君の名は。の三葉だってそうだしさ、

言の葉の庭でも(距離は短いけど)ユキちゃんが裸足で走りだすとこ、いいよね。

見せ場じゃん。大盛り上がりじゃん。

主人公がんばれ!がんばれ!のシーンじゃん。

そこにノれなかったんだよね…。

線路内を走るなー!としか思えず…。

分かるよ。目的地まで迷わず行けるし、高架なら水没もしてないし。

ある程度の必要性は分かるよ。

でも、もうこれ以上罪を重ねないでくれー!!と。

おねえさん、年だから。アラサーだから。社会で生きるの、上手になっちゃったから。

 

そして目的地についてからは、須賀さんを巻き込んで公務執行妨害の大立ち回り!

まさかの帰ってきた銃刀法違反!

そういやこの廃ビルに捨ててたわ~~~。

こんなの警察から見たら、拳銃取りに戻ってきたみたいじゃん~。

馬鹿~ホダカの馬鹿~~~。

 

そりゃテッシーも三葉も爆弾犯だけどさ~。

あれは彗星落下でうやむやになるけど、ホダカくんのはもみ消せないよ~~。

 

(ここまで一切触れてませんが、凪くんだけは初登場から成長後を含めて、

終始100点満点でした。)

 

そんで、とりあえずお空に行ってしまったヒナちゃんを救出するんだけど。

 

きれいですね。自分の得意分野最大限生かしてるってかんじ。

こちらも、ありがとう新海さんの作るこういう画面が見たいんです!って。

需要と供給がぴったんこ。感謝。

 

それにしても壮大だったけど。

めっちゃ地球とか映って。気象だからね、地球規模なんだけど。

もう、僕たち二人が地球の運命を変えちゃうぜ!っていう。

 

はて。どうなるのかな?

ヒナちゃんが戻ってこれたのは嬉しいけども、捧げた人柱が帰ってきちゃっていいのかな?

チョーカーが切れているのは、龍神からの「解放」?

 

と思っていると、暗転、ホダカのモノローグ。

 

「その後、雨は三年間、東京に降り続いた。」

 

えええええええ!?

ええええ!?やんでないの!?ずっと!?ずっと降ってるの!!?

 

(記憶曖昧なので、東京に雨は降り続いた~の言い回しが正確にはどうだったか忘れた。)

 

うん、まあ、理屈としては合ってる(?)。

異常気象をおさめるために人柱が必要→拒否→雨降り続ける

うん、理屈通りだ。

 

理屈通りだけど!理屈通りなのか!!?

東京だけに!?雨雲が!?ずっと!??

 

千二百年ごとに毎度落ちてくる彗星は受け入れたくせに、

東京に三年(未来永劫?)降り続く雨は信じられんのか!って言われたらそうだけど…

んー…。

 

案外みんな、普通に生活しちゃっているし…。

水上バスが発達する、とかは面白いと思ったけど…みんなどこに住んでんの?

昔から陸だった高台のみに住んでるの?

下半分が水没した高層ビルはそのまま使ってたりするの?

排水は?上下水道は?電気は?衛生面は大丈夫なの!!?

 

天気予報「明日も雨でしょう」…って、知ってるよ!!!

予報もくそもあるか!!!

せめて強い雨か弱い雨かでも言わない限り、

天気予報なんてコーナーはとっくに必要ない!

 

SFというより、日常から踏み外した世界のファンタジーって感じかなあ…。

 

ヒナちゃん一人を助けるために、異常気象が続いたって良い!って選択は

あってもいいと思うけど。

 

なるほどこうきたか~というかんじ。

 

須賀さんには「一人の犠牲で異常気象がおさまるならそれでいいじゃないか」って主旨の台詞があったけど。

いい意味でもホダカの言ってた通り「みんな何も知らない」からね。

人柱を捧げりゃ云々とか、現代人にはなかなか思いつかないから。

異常気象ならそうとして、みんななんとか生きてくよ。

 

自分のために生きていいよ、ちょっとくらいわがままでもいいよ、って。

思春期だけじゃなくて、社会に押し込められている大人たちにとっても、

楽になれるメッセージではある。

 

そして何より、須賀さんの「世界なんてもともと狂ってる」ってことば、大好きです。

 

言の葉のユキちゃんが言う、「どうせ人間なんて、みんなどっかちょっとずつおかしいんだから」っていう台詞も大好きで。

それを思い出しました。

 

なんでしょうね。

さっさと警察に事情を話しなさい!とかまともなことも思うんだけど、

「世界は狂ってる」「人間みんなおかしい」には、ひどく納得する。

 

まともっぽいツッコミはするけれど、

まともって何?ふつうって何?誰にとっての?という問いは、いつも片隅にある。

警察にごめんなさいしろ、とは思うけど、さっさと家に帰れ、とは思わないところも、

勝手に自分の中のボーダーラインを決めているおかしさだなと思うし。

 

どうせこの(現実)世界はめちゃくちゃだから、好きに生きればいいよねと。

家出してもいいし、生贄にならなくてもいいし、

就職してもいいし、しなくてもいい。

(うーん、拳銃ぶっぱなすのはやっぱり嫌だけど。)

 

で、ラスト、三年の保護観察期間を終えたホダカが、

ようやくヒナちゃんに会いにいくシーン。

 

何しろ「ちょwww三年wwずっと雨www」という精神状態だったのもあって、

ちゃんと画面を見れていた自信は無いんだけど、

さいご、晴れてました…?

ヒナちゃんが祈ってたおかげで、ちょっと晴れてませんでした…?

 

チカラ使っていいの…!?そもそも、チカラまだ有効なんだ!?

とまあ、見てるこっちは混乱ですよ。

桜の根は腐らず生き残ったんだね!?とか、そんな情報も処理しつつ。

 

画としては、淡い明るさが広がる晴れ間、主人公が大丈夫!とか言って泣いてて、

なるほど!なんか、よかったね!と思わされるけど。

 

うん、なんか、よかった!

ヒナちゃんが15歳でフーゾク行かずに済んでいて、ちゃんとした場所で寝れて、ごはんを食べれているならいい!

凪も順調に大きくなってたし!おっけーおっけー!!

 

どっちかが死ぬとか、永遠に会えないエンドじゃなくて、よかったです。

「不幸オチっぽい雰囲気」がビンビンだったわりには、着地点に安堵。

異常気象のままだけど。ヒナちゃんの笑顔、プライスレス。

おおた、ハピエン厨なんで。

 

さいごに、天気の子関連で目に入った情報で、一番「おお~!」と思ったのは、

バズってたこの方のツイート。

 

 

デザインってすごいなあ。

「ちょっとした違いで生まれる趣」、まさにおっしゃる通り。

 

 

 

ではね |ω°)ノ