横浜女が滋賀で主婦する

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「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(シリ-ズ2)」感想

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ファンタビ2、映画館にて見てまいりました。

 

本作、およびファンタビ1、さらにハリポタ全般のネタバレをご承知いただける方のみご覧ください。

(結論だけ申し上げると、おおたは本作について「あああつまらなかったとは言わないけどやっぱりね!あああ!」と思っています。)

 

おおたのハリポタ知識レベルなどは、ファンタビ1の感想文で書きましたので割愛。

(これです↓)

 

あらすじ、登場人物(キャスト)等、基本的に説明なしでどんどこ進みますので

見ていない方には何が何やらわからないことがあるかもしれません。

 

 

混雑具合レポ等

 

12/8(土)、田舎のオアシスイオンシネマにて、14:20~の字幕回で鑑賞しました。

 

最新作だけど小さい箱だったのも、ガラガラとまではいかないけど満員御礼とは言えない状態だったのも、

字幕だったからですかねえ。それか田舎だからかな?

 

プーと大人になった僕のときは、何が何でも字幕で見る!と決めていたわたしですが、

今回はたまたま都合に合うのが字幕回だった、というだけで、特にこだわりはなかったです。

 

なんせ主演の吹き替えが宮野真守さんだからね。安心だよね。

展開を知った今だと、クイニーの遠藤綾さんが発狂してるのも見たかった(聞きたかった)かな~。

 

字幕版の利点を言うなら、吹き替えだと聞き流してしまいそうな魔法用語が、しっかり目に入ることですかね。

呪文も、日本語の命令文+カタカナルビで出てくるから分かりやすい。 

"現れよ"レベリオとか、"来い"アクシオとか。

まぁ最悪聞き流しても問題ないんですけど、魔法知識が高くない身としては、親切でありがたいなと思います。

 

本編感想つれづれ

 

映画館でさ、大きい画面にどーんと「WIZARDING WORLD」のロゴが出たとき、

「あ~」って思いました。

これは、ファン的な「あ~!ハリポタ世界が始まるう!」という興奮の「あ~」ではなくて、

なんていうか、「あ~資本主義の勝ちカードになったんだな~」っていう。

もちろん原作者のJKローリングの想像・創造力がすごいって話にはなるんですけど、

なんかもう、永遠に稼げるコンテンツを生み出しちゃったんだなっていうか。

スター・ウォーズに似てるなって思いました。

ひとつの世界観があって、その中で過去や未来、一方そのころあのキャラは…的に、あらゆる物語が生み出せてしまう。

少なくとも今は、きちんとJKローリングの創造世界だから安心できるけど。

これがそのうち、「公式(映画会社)によるお金をかけた二次創作」みたいになってくると嫌だなあと思う。

まだまだ要らん心配か。

ともあれファンタビシリーズは、楽しみ方もスター・ウォーズにかなり近いと思う。

EP4~6があっての1~3と言うか。

単純にファンタビ時系列だけでグリンデルバルドとの戦いにハラハラするのもひとつの見方だけど、

このキャラたち、そしてこの魔法界が、一体どうなってハリポタ時代につながっていくのかな?って見ることができれば、

おそらくもっと楽しい。

そして1より2の方が、その傾向が強い。

 

つまり言おう。

おおたは芯まで本作を味わえたとは言えない。

ファンタビ1は、一見さんウェルカムな雰囲気がありましたけど。

2はそうはいかないね。

ファンタビ1だけじゃなくて、ハリポタも予習・復習していくのが正解です。

もちろん無学習で観るのも自由なんだけど。

あらゆる要素の重要性を、いまいち感じ取れないというか。

 

見終わった後に、ネットでハリポタファンの解説とか読んで、

そういう意味か~!とか、あの人はこうだったのか~!と気づくことが多すぎて。

 

たとえばナギニというキャラ。

きれいなアジア人女優さん演じる、なんとかっていうヘビなんですけど。

美女だし、ヘビでもあるんです。変身できる。

ただ自分の意思で自由自在に変身できるわけではなくて、だんだんヘビの時間が長くなり、そのうち完全にヘビになって人間の姿には戻れなくなるっていう生き物なんだそう。

(そういう生き物なんだか、呪いなんだか魔法なんだかはよく分からなかった。

見世物小屋にいたから、魔法界でもそれなりに珍しいんだろう。)

 

このナギニ、ファンタビ2の新キャラだけど、新キャラじゃなかったみたいです。

美人だし、けっこう健気な感じのいい役どころなのですが、

さらっと何度も書いてる通り、名前が「ナギニ」なんですよ。

 

おおたはぜーんぜん気づかなかったんだけど、

ナギニでヘビとくりゃ、ハリポタファンならピンとくるのでしょう。

ヴォルデモートが連れてたヘビと同じ名前なんですってよ。

 

この解説見た瞬間、もう「まじでーーーー!?」ですよ。

あの人に溺愛されてた、スネイプを殺す、最後はネビルにグリフィンドールの剣でバッサリ斬られちゃう、

あのナギニ!!!!?

(こないだ金ローで死の秘宝2を見たばかりなので記憶が鮮明。ネビルいいやつだよね。)

 

ヘビでナギニって言ったら、そうそう別人はいないよね…

やっぱ完全にヘビになっちゃったのか…

いやあの寵愛ぶりと信頼ぶりを見るに、人間時代からヴォルデモートと知り合ってた可能性も…?

 

なぁんてほーらね、ほらほら。

ファンタビの点とハリポタの点が一つ繋がっただけで、こんなに衝撃と深みが生まれるわけです。

 

自分がそうだから自虐として言うけども、

さ~っとファンタビのドンパチを追っただけでは、本当に楽しめたとは言えないよねこれ。

むしろ美味しいところをまるっと逃している気さえする。

 

まぁこのへんの「ファンタビがもっと面白くなる!ハリポタシリーズとの繋がり解説!」なんかはたくさん書いていらっしゃる方がいるので、

気になった人はそちらを探してみたらよいと思う。

ただ、検索ですぐ上に出てくるような「ファンタビのキャストは!?見どころは!?ハリポタとの共通点は!?」みたいなタイトルのやつじゃなくて、

ガチのオタクの人の解説が面白いです。

ただ、ツイッタとかで目に入ったものはさっと見て「へえ!」と思ったけど、

引っかかった分からない用語や人間関係をぜんぶ調べようという気にはとてもなれなかった。

(ハリポタ世界の厚みがすごすぎる)

 

あとエズラ・ミラー(クリーデンス役)はガチだと思う。

www.youtube.com

 

そして今回の印象としては、「展開が早かった」ね。

場所の移動も多かったし。

もしTV放送で見てたとしたら、「あれ、いつのまに〇〇に着いたの?途中カットされたのかな?」って思っちゃうくらいには。

 

ハリポタそこそこ好きな友人が先に見ていて「1よりも、これぞ魔法使いの戦い~って感じで、アガるよ!」と言っていたのには、

なるほどこれね~と思うところがありました。

たしかに1より、戦闘シーンが印象的。

特に終盤の、なんかみんなで力を合わせて地面に杖つきさしてたやつ。(何が起こったかはよく分かってない。)

なんかスゴイことが起こってるぜぇええ~!って感じで、たしかにテンションはあがりました。(繰り返すと、何が起こったのかはよく分からなかったけども。)

 

副音声で、常にハリー杉山の解説と感想を流してほしいくらい。

 

あとはまあ、ジェイコブとクイニーですよ。

クイニーが洗脳されてしまった…悲しすぎる…。

 

今回の敵グリンデルバルドは、ヴォルデモートとちょっぴり毛色の違う悪役で

洗脳扇動系カリスマ。

 

でも他人の心が読めるクイニーなら、あいつの本心も分かると思うんですけどね?

魔力が高いとそういうのもガードできるのかしら?

それとも、ガチの思想家で、ある意味裏も表もないのだろうか?

 

でも彼の「魔力は選ばれた魂にだけ宿る!」っていう演説を聞いて、

ジェイコブはいい気しなかったと思うよ~。

それにしてもジェイコブ、1のときは「視聴者と同じ目線で魔法界を見るガイド役」兼おちゃめ担当、くらいに思っていたんだけど、

なるほどね~~~ジェイコブとクイニーをこう使うわけね~~~。

クイニーまじで帰ってきて…。

 

ということで、この終盤のクイニーの「あっち側行き」含め、

2作目からいきなり暗いです。

 

知ってた!!!知ってたよ!!!

ハリポタ魔法界、けっこう暗いしけっこう人死ぬってことくらい!!知ってたさ!!

でも2作目からこうも一気に右肩下がりとは思わなくって!(いや物語的には上がってるのかもしれないけど!)

 

死ぬといえば、1から名前の出ていたリタ・レストレンジ、

なかなか複雑なキャラだったけど、出てきたと思ったら死んでしまった…。

死ぬ前にスキャマンダー兄弟の方を向いて言ってたI love you、どっちに…!?どっちに言ったの…!?

ホグワーツ時代の回想もやってたから、やっぱりニュートのこと愛してたと思うんだけど、

婚約してそれなりにラブラブして見えたお兄ちゃんのこともちゃんと好きだったと信じたいよ…。

つまり2人ともi love you…?

 

あとめちゃくちゃ気になる存在だった元カノ(付き合ってたとは明言されてないけど)が、

結構なフェロモン美人で、複雑な生い立ちを抱えたミステリアスウーマンで、

しかもなんだかんだいい人でニュートたちをかばって死んでいったのを見ちゃったティナの心中はいったいどうなってるのよ…。

クイニーも居なくなっちゃうしさあ、もうぼろぼろよ。

 

ティナ、前髪つくったのね。

おおたは分けてた方が好きですけど。(ただの好みです)

3で戻らないかな?

 

そしてニュートとティナのラブを推している身としては、

とりあえず早くニュートとリタの婚約が誤解だってこと言いなさいよ!とイライラさせられましたが、

サラマンダー(君の瞳はまるで火トカゲ)のくだりはよかったですね。

「s...s..」ってサラマンダーを言えないニュート、よかったですね。

そのほかにも、魔法動物の生態観察と同じ熱量でティナのことを見ている描写なんかもアツかったです。

でも1に比べると、イチャイチャ度が足りなくて物足りない…。

もっとイチャイチャというか、ムズキュンな感じを…これまたおおたの好みってだけですがね…。

でも物語は、もはやそれどころではなくなってしまった。

 

そういえば1の感想記事最後に、予告編を見て「あの助手の女は何!?」と書きなぐりましたが

金ローの特別映像以上の登場はまったくなく、むしろこんなに出番少ないならいなくてもいいのでは!?って思ったくらいです。

まあニュートが旅に出ているあいだ、飼育している魔法動物の世話は誰がしてるの?大丈夫なの?って心配になる視聴者が居たらマズイですからね。

彼女がいるから大丈夫よって安心させることは必要ですね。

 

それにしてもダンブルドア、若くてもけっこう面倒くさいやつですね。

めちゃくちゃイケてるおじさんではありますけどね。

ダンブルドアが「グリンデルバルドに勝てるのは君しかいない」ってニュートに言ってたけども。

あ~、それ言っちゃう~?って思いました。

ハリーのときと一緒だよ。

物語にたった一人の主役、ヒーローが必要なのは仕方ないんですけど

「君にしかできない!」「俺にしかできない!」っていう宿命・運命に走っちゃうと

「ふーん。でも、なんで彼なの?」って思っちゃう。

広い魔法界、ほかに強い魔法使いもいっぱいいるだろ…?みんなで力を合わせろ…?

 

グリンデルバルドが「君(ニュート)の死を、ダンブルドアは悲しむかな?」って言ったの、

マジでそう思う~って頷いてしまった。

なんかわたしのなかで、ダンブルドアは信じきれないおっさんなんですよね。

たぶん断片的にしかハリポタ見てないからでしょうけどね。

めちゃくちゃ強いしホグワーツの校長だしいい人なんだけど、

すべてを見通してるのに情報を小出しにする感じとか、スネイプの件とか、なんかいけ好かなくないですか?

(重ねて申しますがハリポタを中途半端に見た人間の個人的感想です。)

 

ファンタビシリーズは、ニュートが主役と思いきや、

かなりグリンデルバルドとダンブルドアの関係に重きが置かれるのでは?と。

もちろん今後は知らないけども、ハリー・ポッターが、実はスネイプの物語だったくらいの重要度ではなかろうか。

(いやハリーの物語なんだけど。死の秘宝の最後見たら、ぜんぶスネイプにもっていかれるじゃん?)

それともダンブルドアとグリンデルバルドとの「血の誓い」とやらは、次作であっさり破られるのかしら?

 

…ていうか「血の誓い」って何?

あのニフラーがとってきたキーホルダーみたいなやつ、

めちゃくちゃ意味あるんだろうけど、なんなの?誓いと関係あんのかい?

 

前作ならジェイコブが「で、そのXX(魔法界用語)って何?」って聞いてくれるところなんだけど、

そういう親切構造はなかった。

まぁほぼラストシーンだったので、3の冒頭くらいで説明してくれるかもしれないけど…

不勉強な人はついてこれなくても仕方ないですね~、くらいの印象も受けるから、

説明はないかもしれないな…。

 

そんでもって、ニュートがさいご「僕はつく側を選ぶよ」って言ったんです。

これは一番最初の「魔法省に入らない?(こっちの側につかない?)」っていうスカウトの話を急にしてるんですよね。

急に最初の方のネタ引っ張ってくるから「つく側…?」って一瞬考えちゃったよ。

でもニュートは旅の間、(一度は断ったけど)自分が闇払いになること、ずっと考えてたのかな?

あとここの、兄弟でのハグもよかったね。

いろいろショックを受けてたお兄ちゃんを、ハグするニュート。

そう、ニュートが自分からお兄ちゃんをハグするんですよ。

 

あんだけお兄ちゃんのこと嫌っていて、

「彼はハグ好き」って忌々しそうに言ってたニュートが、

傷心の兄に自分からハグをするって…なんてハートフルなんだ…!

 

あと取ってつけたように「グリンデルバルドは動物を甘く見てる」って言ってたけど。

前よりも「魔法動物にわくわく!」という感じはうすれてしまった。

ズーウーとかよかったけどね。超可愛いよね、あの猫科の子!ちゃんと役にも立っていたしね。

でも魔法動物どうこうよりも、グリンデルバルドやクリーデンス、その他もろもろの人間関係で物語はいっぱいいっぱいだった印象。

(というか、わたしの頭の中がパンクしそうだった。)

 

そんで1は一つの映画として見ても完璧に楽しめたけど、

これは「シリーズの途中」という感じ。

良く言えば「早く続きを見せてくれ~!」というファンをくすぐる仕組みだけど、

何も解決しないまま2時間が終わった…という感もある。

 

ハリポタもファンタビ1も観たことない(読んだことない)けど、

なんか流行ってるし誘われたから観に行こ~という人がもしいたとしたら、

本当にいいのか!?よく考えろ、同じく流行っているボヘミアン・ラプソディもあるぞ!?と肩をつかむと思う。

 

ラストでクリーデンスの出生の謎が解かれたというのは大きいかもしれないけども、

あまりにどでかいスクープで情報処理しきれない上、

それを明かしたのがグリンデルバルドなせいで(言うてもこいつ、また嘘ついてクリーデンスを操ろうとしているのでは?)と疑ってしまい、

まだ解決とは言えないかんじ。

 

 

1の最後の、ジェイコブとクイニーの笑顔を返して…。

あと魔法動物とふれあって楽しそうにしてるニュートの穏やかなシーンとかもっと…もっとほしいです…。

 

好きで観に行ったし、それなりに続きも楽しみだけど…

今のままだと、「ハリポタは『賢者の石』が一番好き」をそのまま繰り返しそうです。

そういえばニコラス・フラメルも、ハリポタ見たことないと「なんだあのじーさん、なんで何百年も生きてんの?」だよね。

 

1が面白すぎたんだよ。

動物ありラブありで。いや2にも両方あるんだけどね。

長調から短調くらい変わってたもんで。

 

早くみんな幸せになって…!

できるだけ死なないで…!

 

 

 

 

ではね |ω°)ノ