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横浜女が滋賀で主婦する

日常系雑記ブログ。壁打ちスタイルでやってます。

婚約指輪を失くしかけた日のこと。すべてのうっかりものたちへ。

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探し物はなんですか~見つけにくいものですか~

かばんの中も、机の中も、

探したけれど見つからないのに…あ、どうもこんにちは、おおたです。

 

最近は松坂桃李くんのドラマの予告で流れるこの↑曲。

井上陽水さん原曲というのも知っていますが、

どうもわたしの中では「彼氏彼女の事情」の曲なんですよね。

知ってますか「彼氏彼女の事情」。

略してカレカノですよ、カレカノ。

少女漫画でね。アニメもやったの。

どうやって終わったか思い出せないけど、思春期のハートをぎゅんぎゅんえぐるんだよ。

胸きゅんとかそういうんじゃなくて。

制作ガイナックスで、監督庵野秀明だったんだよ。えぐるよね。

もちろん原作もぐいぐいだよ。

この話タイトルと関係ないから終わっとくね。

 

我が人生最大の遺失物・婚約指輪

 

驚いた。このときはさすがに心臓ヒュンッてなったよ。

今までもね、ものはよく失くしたよ。

傘とか。ハンカチとか。携帯とか。

でも携帯は、何度忘れてもわたしのもとに戻ってきてくれた。

 

駅のトイレで失くしたときも、市役所のトイレで忘れたときも、

デパートのトイレに置きっぱなしにしたときも…

(スマホはだいたいトイレで失くす)

 

そんなわたしがついに、婚約指輪をトイレに置き忘れた。

 

なぜトイレに置き忘れたか?

そもそもおしゃれのために指輪をつけるという習慣もなかったため、わたしはその扱いにてこずっていた。

で、高いし、石ついてるし、石鹸とか水とか付着するのはあんまりよくないよね…と思って

手を洗うときはいちいちはずしてた。これが原因。

 

婚姻届けを出した日、お祝いしよう!ということで

新居の家具家電を探すついでに京都へディナーに。

(このときは結婚式前で、式の指輪交換まで結婚指輪はつけずにいた。

だからダイヤのついた婚約指輪の方をつけてのお出かけ)

 

京都駅直結のビルで、鉄板焼き。

わたしはお店に入る前に、まず建物に入ってすぐのトイレに立ち寄ることを申し出た。

 

で、手を洗うわけである。

なんか、予感はしたんだよね。

高級感あふれるビルで、洗面台がなんていうのかな、石っぽいというか。

黒と白と灰色をモザイクにしたような石の、そんな洗面台だった。

そこにそっと、プラチナの指輪を置く。

「ははっ。なじみすぎて一瞬分からんな!」

…そう心でつぶやいた後、水をじゃーじゃー流し、ハンカチを出すころには

わたしの頭の中は、これから食べる美味しいステーキのことでいっぱいに。

 

ちなみに、わたしたちが楽しんだ鉄板焼きはこちら↓。

www.granvia-kyoto.co.jp

 

美味しかったし、雰囲気も落ち着いていて、京都タワーも目の前。

おおた家にふだん使いは無理だけど、何か特別な時にまた行きたい。

 

…と、のん気なことを考えながら鉄板焼きの店を出て、

はじめて指輪の不在に気づくのである。

心臓ヒュンッ。血の気ザザッ。

 

「ははっ。なじみすぎて一瞬分からんな!」

 

フラッシュバックする、自分の心の声。

 

トイレだああああ…!!!

 

正直、もうダメだと思いました。

今まで数々の強運でスマホを取り戻してきたわたしだが、こりゃもうだめかもしれないと。

15階からエレベーターで降りる間、中国人旅行者に盗まれたかもしれない…!と半泣き。(偏見ですごめんなさい)

 

エレベーターを降りて走ってトイレまで向かったが、すでに無い。

どうしようどうしようどうしよう。

 

ひとまずトイレのすぐそばにあった、居酒屋さんを訪ねる。

「トイレに忘れ物があった場合、どこに届きますか…?」と。

レジのおねえさんは分からなかったらしく、店長登場。

「ビルの事務所に問い合わせてみますよ。今日ですか?失くされたものは?」と聞かれて

 

「に、にじかんぐらいまえ、ゆ、ゆびわを…

ぷらちなで、まんなかに…ダイヤの…ついた…

こんやくゆびわ…(´;ω;`)!!

 

店長とおねえさん、ことの重大さに気づく。

ああ声に出して説明するほど情けない。

緊張の空間に響く、わたしのすすり泣きと、店長の問い合わせの声。

 

あ、届いてる?うんうん、今日!2時間ぐらい前って!」

 

とどいてるーーーーーーーー!!!!

 

「それっぽいの届いてるって!事務所遠いけど、連れてってあげるから!見て確認して!」とわたしを導く店長。

ありがてぇ、ありがてぇ…。

 

ちなみにこのとき旦那さんは、トイレの前のベンチに座っていた。

この朗報を伝えるべく近寄ったら、「あれ、トイレ出てたの!?」と驚く。

遅れて着いた彼は、トイレの前にわたしが居ないのを見て、中で泣き崩れていると思ってたらしい。

 

ちがうのよ。

あなたより先に走ってトイレに入って、

あなたが着く前に走ってトイレから出て、

居酒屋の店長さんに助けられていたところなのよ。

とにかくあるかもしれないから来て!!と一緒に移動。

 

そして、遺失物も扱う事務所で、店長さんから警備員さんに引き渡されるわたし。

 

結論から言えば、タイトルに「失くしかけた」と書いた通り

指輪は手元に戻りました(´;ω;`)

ほんとうによかった…中国人疑ってごめん…

どなたが届けてくれたか分からないけど、本当に助かった…

トイレの洗面台に、小さいとはいえダイヤのついた指輪が置かれているのを見て

さぞ驚かれたことでしょう(´;ω;`)

世の中にはいる、度を越したうっかりものが…!

 

旦那さんには「気を付けないと!」と注意はされたが、

結果オーライで本気で怒られることはなかった。セーフ。

もし本当に失くしてたらどうした?と聞いてみたが

「おおたが泣き止むまでたいへんだろうなあって考えてた」とだけ言っていた。

とにかく見つかってよかった…!!!

これ以後、手を洗う時も指輪ははずさないことにした。腐りゃせん。

 

拾うこともよくある

 

そして指輪が届いていたとき、わたしはその少し前にしていた自身の善行を思い出していた。

あのとき見つけたお財布をちゃんと届けたから、まわりまわってわたしの指輪も届いたに違いない!と。

 

わたしがよく失くす人間であることは関係ないと思うが、

大事そうなものが落ちている現場に出くわすこともよくある。

 

警察に届けると面倒くさいらしい?が、

デパートに落ちていたお財布はデパートの係の方に渡したし

電車内に落ちていたパスケース(がっつり数か月分の定期)は駅員さんに渡したし

特に面倒は味わったことない。

 

拾うときは多少緊張するが、あまりにもまわりの人がスルーするため

「え…あれ、財布やん…?まぼろし…?」と思いつつ

「いや!財布だ!!ここでわたしが拾わなければ、誰か悪い人に見つかってしまうかもしれない!!」と心を奮い立たせる。

 

もちろん、ほんとにみんな気が付いていないだけかもしれないし

ものすごく急いでいてどこかに届けるのが面倒なのかもしれないし

手を出した瞬間に持ち主が走って戻ってきてネコババ扱いされる可能性もあるし

盗まない限り、落ちている財布を見過ごすことは罪じゃないよね。

 

でもわたしは、自分がうっかりものだから、

この財布や定期を落とした人の、この後のどきどき具合を想像するともう手を出さずにはいられない。

そして、自分が遺失物センターに問い合わせた時に心底ほっとするあの気持ちを思い出して

この持ち主さんも、同じように喜んでくれたらうれしいなあと勝手にほっこりする。

 

これからも、見つけてしまった大事そうな落し物は、

できるだけ持ち主のもとへ還れるようにしてあげたいと思う。

すべてのうっかりものたちよ、ともに助け合おう。

 

 

 

ではね |ω°)ノ