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横浜女が滋賀で主婦する

日常系雑記ブログ。壁打ちスタイルでやってます。

金ロー「風の谷のナウシカ」感想 やっぱりナウシカはすごいとしか言いようがない

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金ローがまたジブリ祭りやってますね。

「冬もジブリ」だそうで。

 

「紅の豚」について語った記事で、わたしゃ年中ジブリでいいよと書いていたのですが

さすがにほんとに年中やられると、日テレそんなにやることないの?と心配になります。

(豚の過去記事はこちら) 

www.hamashuhu.com

 

 

 

ナウシカの思い出1

 

おおたはジブリっ子です。

ジブリが好きなことに間違いはないのですが、この年までなってくると

果たして本当に好きなのか、キャラづけなのか、分からなくなることもあります。

まわりの友人からプレゼントにジブリグッズをいただいたりしますし、

もはやおおた=ジブリのイメージから逃れられないなと思ったりする。

 

でも今回、そっか金ローでナウシカやるんだぁとわくわくしていたとき思い出したことがあって。

 

それが、たぶん小学校にあがる前だと思われるのですが、

レンタルビデオ店(言葉通り「ビデオ」を借りるところ。ツタヤではなかった。のちに潰れた)でナウシカを借りるときのわくわくのこと。

 

当時おおた家のジブリ作品は、たいてい金ローの録画でまかなわれていましたが

ナウシカだけは、録画しそこねたのかビデオがなくて。

見たければお店へ借りにいかなければいけません。

 

ナウシカが見たくて見たくて、ビデオ店に連れて行ってもらうと手にとっては

おかあさんに「またそれでいいの?」と言われていた気がする。

 

忘れていたけど急にこのことを思い出して、

ああ、やっぱりわたしはちゃんとジブリが好きだなと自信が持てました。

ちゃんとジブリ好きって、なんだか分かんないけど。

(正確にはナウシカを作ったのはジブリじゃないぞとか、細かい話はおいておく)

 

ナウシカの思い出2

 

これは最近のことなんですけど。

おおたの結婚式のテーマは「ジブリ」でした。

曲もぜんぶサントラから選んで。

で、披露宴の入場曲に選んだのがナウシカの「鳥の人(エンディングver.)」です。

主にメーヴェが飛ぶときのテーマソングですね。

崖からおりて飛ぶあのシーンも「鳥の人」。

ちびりそうになる飛行感と、景色の壮大さ。

 

式場の人に「ここで!ここでドア開けてください!!」と曲にあわせたタイミングを念押しして。

たぶんナウシカが好きな方なら、あー、あそこのタイミングだろうなって脳内再生できてると思う。

これは出席してくれたジブリ好きからもたいへん好評だった。

(イントロ聞いて、メーヴェで入ってくるのかと思ったよ!とか

どうせおおたのことだから魔女宅かトトロかなと思ってたのに、ナウシカ使うなんて最高の裏切り!とか)

わたし自身、この上なく満足。

式場の人も完璧だった。あの瞬間が人生の頂点であろうと思う。

 

ナウシカはいつも忘れたころに観る

 

そんなこんななんだけど、月並みな「ジブリでどれが一番好き?」という質問をされたとして

わたしが真っ先にあげる作品ではない。

意外と見返さないから、金ローはよい機会だ。

 

でもそうやって忘れたころに見るたびに

「やっぱりナウシカはすげぇ…」と思ってしまうからナウシカはすごいのだ。

すごいと言ったらすごいのだ。

 

ナウシカというキャラもすごいし、

風の谷のナウシカという作品もすごい。

 

見終わった後は、まさにエクスタシー後のけだるさである。

昨夜はさんざん旦那さんに「よかったねえ…すごかった…すごいねやっぱり…」と伝えたが

旦那さんはあまり分かってくれなかった。

 

でも今回の金ロージブリ祭りの煽り文句「全人類必見」というのは

なんか安っぽいなあと思う。

もちろんわたし個人としてはそれくらいナウシカを評価しているけれど

なんだかなあ。

言葉に重みが感じられないんだよなあ。

 

ひめねえさまの気品

 

ひめねえさまは、虫と心を通わせたり棒っこを振り回して大の男をのしたりとおてんばさんなのだけど

品があるよねえ。

これは島本須美さんのチカラも大きいねえ。

透き通ったいい声してるよねえ。

 

品ってのは難しいよ。

単に身分が高くて教育されりゃ身に着くもんでもないと思うし

言葉遣いがきれいとか、性格がいい子ちゃんならいいというものでもないよ。

 

アニメのキャラに何言ってんの、って思うじゃん?

でもアニメでもドラマでも本でも、もちろん現実世界でも

この手の品性をにじませるのって、すごいことだと思わんかね。

 

品がいいと言ってもおしとやかに微笑んでるだけのタイプじゃなくて

バリッと命令を下したりするのも格好いい。

「シリウスに向かって飛べ!」とか。

格好良すぎだろうが。この台詞は最高。

 

とにかくひめねえさまは、じぶんのために生きてない。

これすごい。

できない。できないのがふつう。

偽善者とかそういう非難がされるレベルじゃない。

こっちの船がガンガン撃たれてるのに「撃っちゃだめ!」なんて命令するし。

もう誰も殺さないで!という願いは真っ当でもあるけれど、じゃぁあんたが死ぬよ!と。

ふつうじゃないっていうか、もうおかしい人

だからナウシカは伝説を体現できる。

大ばば様の「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし…古き言い伝えはまことであった!」で鳥肌が立つの。

納得。

あの人、人間レベルじゃないと思ってましたよと合点がいくの。

 

テトはいちいち可愛い

 

ナウシカの肩に乗っている、あの小さな生き物のことです。

かわいい。

いちいち表情がかわいいのでみんなテトのこともよく見てあげて。

もしわたしがねこを飼ったら、ジジよりテトと名付ける。

 

全体的なやるせなさがすごい

 

あっち立てればこっち立たずはよくある話なんだけど、

もうどこをどうしても間違いな八方ふさがりの話なのだ。

みんなが誰かの血の上に生きているし、そうして生きるしかなくなっている。

「わたしたちのしたことはみんな間違いです」というアスベルのお母さんの台詞。

泣いちゃう。あの解放シーンはとても好きだ。

事実やるせなさすぎて、涙を出しながら見ていた。

分かっちゃいるけど、じゃないと死ぬしかないのが難しいところね。

 

腐海の底に沈みたい

 

自然を大切にしようとか、戦争や核はやめようとか、そういう説教をこめてるんだ!なんて解釈は好きにすればいいけど

人間みんな死ぬほうが地球のためだよというメッセージの方が強いと思う。

 

「だとしたら、ぼくらは滅びるしかなさそうだ」と

アスベルも言っている。

 

まあそれでも生きるんですけどね。

 

原作漫画

 

わたしは漫画の存在を調べていた時に、うっかりネタバレまで見てしまって

これでもかと後悔したので

もしこれからネットで探してみよう、なんて方がいたら存分にご注意いただきたい。

これから読もうという人間が原作ナウシカ中核のネタバレを知ったら絶対後悔して魂抜ける。

 

ちなみにわたしとしては、

「ああきっとナウシカとアスベルは結婚するんだなあ」と思えたラストの映画の方がよほど好きだ。

アスベル好きだったのに。

(別に漫画で死んじゃうわけではないので安心してください)

 

映画はよくまとまっていると思う。

 

むしろ漫画は、映画以上の国や宗教団体?が戦争に絡んだりして話がややこしくて

一周して以来読み直してない。

内容がショックだったのもあるけど。

ああでも、クシャナ殿下は漫画の方が人間的魅力度が増すのは間違いない。

 

それにしてもアスベル…。(まだ言う)

 

見たことない人って意外といるよね

 

こんだけ金ローでやってるのに、見たことない人って意外といるよね。

「なんとなく知ってるけど、実はちゃんと見たことない」っていう。

 

この記事で最初に書いた通り、

旦那さんに「すごい…すごいことなんだよ…」と呆然と語りながら思ったんだけど

 

すごいことだよ。

 

だってこんなすごい作品が、金ローでやっているために

自宅で、タダで、お茶飲みながら、作った人に一銭も払わずに見れちゃうんだよ?

 

旦那さんに「いや払ってなくはないんじゃない?」と突っ込まれたけど

お金を出しているのは日テレだ。

CMを見せられているとかはあるけど、視聴者が一銭も出してないことには変わらぬ。

これはすごい仕組みだ。

金ローに限らず、テレビってそうだけど。

 

まぁこうして日テレがお金を払ってくれているおかげで、

昨日も日本のどこかでナウシカを好きになった人が増えたかもなあと考えると嬉しい。

ナウシカ好きが増えても、別にわたしには一円の得にもならない。

 

春はとばして、次は夏ジブリかな?

メアリを公開前に、アリエッティとマーニーはやるでしょうね。

(メアリについてはこちら) 

www.hamashuhu.com

 

 (ナウシカっぽいインテリア照明を買った記事はこちら) 

www.hamashuhu.com

 

 

 

ではね |ω°)ノ