横浜女が滋賀で主婦する

日常系無責任ブログ。壁打ちスタイルでやってます。

『ジブリの立体建造物展(あべのハルカス)』の あられもない感想

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12/9(土)行ってきました。

大阪・あべのハルカスで始まった『ジブリの立体建造物展』へ。

 

館内は撮影禁止でしたので、内容をもりもり伝えるには限度があります。

だらだらとしたあられもない感想文ですので、「情報」を求める方は公式サイトをどうぞ。

www.ytv.co.jp

 

 

そもそもの興味度など

 

ジブリは好きです。

 

結婚式ではこーんなこと(サブブログに飛びます)や

 

こーんなこと(サブブログに飛びます)をしたくらい。

 

映画について語っているのはこのあたりですご覧ください。

 

ただよく考えたら、『建造物』に興味はないです。

 

そもそも2014年、江戸東京たてもの園から巡業しているわけで

本当に興味があれば、横浜に住んでいた当時行ってるんですよね。

 

今回はハルカス美術館でやるというのを知って、

「あべのハルカス、一回は行ってみたいよな~。休日は家に居る派とはいえ、たまには旦那くんとデートに出かけなきゃねぇ」

と行くことに決めました。

 

いろいろ甘く見ていた。

 

混雑具合のこと

 

すでに東京・長野・愛知・熊本を経ているとはいえ、大阪ではまだ先週始まったばかりのこの展示。

けっこう混んでました。

 

でも、チケット購入・入館列それぞれに「〇〇分待ち」と書いてあるよりは早く進んでいったし

入るまでにそこまでストレスは無かったですね。

 

おおたは土曜日の16時ごろハルカス美術館に到着したのですが、まさに老若男女いろんな人が来てるなあと、のんびり構えておりました。

 

この中のどれくらいの人が、ジブリ好き、もしくは建造物好きなのだろう?と考えると

そうでもなさそうな会話をしている人もたくさん居ましたが。

デートのネタにはちょうどいいのかな。

まあわたしも、どちらにも興味なしの旦那くんを連れてますからね。

 

ほんと、甘く見てましたわ。

 

展示空間全般のこと

 

入口で、こんなマップをもらえます。

 

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矢印の通り、一方通行で見ていく感じ。

(もう一回見たいものがある!と思えば戻ってもよいのだろうけど、

ぞろぞろと流れができているのでやりにくいと思う。一旦出てしまったら再入場はできません。

 

とにかく狭い。

いや人が多いのでしょうか?

トータルではそれなりの面積を使っているはずですが、とにかく狭い。もう狭い。イライラする。

 

目の前に展示物があるにも関わらず、外で列に並んでいるときよりイライラしました。

邪魔。みんな邪魔。

狭いのは展示空間ではなく己の心ではないかと言われても!これが正直な感想!!

 

土地のあるひろーい美術館の常設展示じゃあるまいし、しょうがないとは思うのですが。

 

狭い通路に人人人で、見たいものは見えないし、もういいやここは飛ばそう!と思ってもやっぱり人が邪魔だし、

「なぎ払え!」と何度心の中のクシャナ殿下が叫んだことか。

 

おまけにそんな空間に旦那くんを巻き込んだこともなんだか申し訳なくなってきて、もはやちっとも集中していなかったです。

 

音声ガイドのこと

 

入り口すぐに、音声ガイドの受付がありました。

 

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「千尋」の中の人でもある、柊瑠美さんと

(コクリコの「広小路さん」も実は柊さん。当然ながら子役時代の千尋とは全然違ってて、エンドロールを見るまで気づかなかった)

建築家の藤森さんの声で解説が入ります。

 

藤森さんは存じませんでしたが、柊さんの名前があったのと

そこらのパンピーとはジブリへの思い入れが違うんだぜ、という自負があったので

「俺はいらない」と旦那くんに振られながらも、ひとりヘッドフォンを装着。

 

これがますますよくなかった。

 

音声ガイドはさ、おおたのスピードに合わせてくれないんですよ。

もういいや飛ばそう~と思ってもまだ解説は終わらないし、

(もちろん途中で停止もできるし、聞きたい項目のボタンをその都度押すだけなのだけど)

せっかく500円プラスで(旦那くんが)払ったんだから聞かないと…とケチ精神が働いてしまう。

それでもだいぶ飛ばしました、だってしゃべってることほとんど文字で書いてあるし。

 

美術館慣れしている方には、音声ガイドってそんなもんだよー!と怒られてしまうかもしれませんが

正直無くてもよかった。

なんかもっと、ガイドを聞いた人だけに与えられる豆情報とかあるのかなと勝手に期待してしまったのが悪かった。

文字を追わなくても解説が入ってくるから、作品に集中できる!ということらしいけど

むしろ気が散った。

おおたの目線を読み取って、それに合わせて解説をしてくれるぐらいの近未来機能が無ければ、わたしに「音声ガイド」は合わないのだと思う。

もう一度言うけれど、ぜんぶ字でも書いてあるんだもん。

読む方が合ってた。好きなように注意を向けられるから。

 

(旦那くんが)払った500円は、知らんおっさんの読み上げと、柊さんのやたら繰り返される「~です」のためだったのかと思うと悔しい。

(建築家の人への相槌の「~ね」と、聞いている我々への「~ね」もあって、もうちょっと「ね」減らせんのかとイライラした。)

同じ内容だとして、駿さんがしゃべってくれるぐらいじゃないとわたしにとっての付加価値は無かった。

まぁ、これも実際に聞いてみないと分からないことだったので仕方ありません。

あえてフォローするなら、それぞれの作品の音楽がちょろっと流れるのだけは嬉しかったかな?

 

旦那くんは「おおたが楽しんでたら俺も楽しいから、自由に集中して」と言ってくれたけど

もっと二人でおしゃべりしながら見た方が楽しかっただろうなと後悔してる。

 

「ジブリ映画の秘密が分かる!~藤森先生のたてもの講座~」と書いてあったけど

べつに秘密を明かされた感じはしない。

 

あと、ハルカスだしハイテクなのかと思いきや、ださくてごついリモコンみたいなやつで、操作性が悪かったのも不満。

(基本イライラしているから厳しい)

 

テンションのあがった展示5つ

 

そんな疲労とイライラの中でも、ちょっぴりテンションのあがった展示がありました。

5つ振り返ります。

 

コクリコ坂・カルチェラタンの原画

カルチェの描写、すっごく好きなんですよねー。

原画もけっこう展示されてたんですけど、カルチェは魅入りました。好き。

 

魔女の宅急便・グーチョキパン店の模型

立体になってるの楽しい。

トイレの小窓?がちゃんとハート型になっていて満足。

パン屋側も観たかったけど、人が邪魔でちっとも見えなかったムカつく。(心が狭い上に辛抱できない)

 

千と千尋の神隠し・油屋の模型

チケットの絵も油屋だし、公式サイトもごりごりに押している。

まさに目玉であるこの模型、約3メートルだそう。

光が調整されて、昼と夜にじんわり変わっていくのもよかったです。

夜(部屋の照明がやや落ちて、模型の中の電気がつく)になると、油屋の中がざわざわ活気づく音がするのも最高でしたね。

(むしろこのざわざわ感は、音声ガイドのイヤフォンを一度外さないと気づけないと思うので注意)

展示空間に来た意味を見いだせた感じ。

 

となりのトトロ・階段

「まっくろくろすけ出ておいで―!」と叫ぶ、あの階段が(実寸?で)ありました。

実際に手をついて、上を覗けるようになっている。

この階段、全然人気が無くて一番じっくり見ることができたんだけど

非常にわくわくしました。

階段に手をつきながら上を向いて「まっくらだね」とおおたが言ったとき、

おそらく旦那くんは(真っ暗っていうか、数段上はもう黒い板でふさがれているからね)と思っただろうけど

まさにこれはメイちゃんの台詞であって、映画の中に入った気分というか、これまた展示会場に行った甲斐があった!と思えるポイントでした。

 

もうね、どうでもいいの、草壁家が和洋折衷のつくりだとか、そんな解説は。(コンセプトの全否定)

わたしは、ジブリの建造物の中に入れる(入った気になれる)展示が楽しいの。

 

トトロコーナーには草壁家の模型もあって、二階にちゃぁんとまっくろくろすけがいたのを確認してこれまた満足。

 

天空の城ラピュタ・鉱山現場の模型

正式名称はなんでしょう?

パズーの職場と言いますか、例のあの場所です。

 

灯りが明滅したり、滑車がぐるぐる回っていたり、かなり感動しました。

もちろんパズーがシータをキャッチするあの場所もあります。

「ここが例の場所です!」と主張せず、あまりにも自然と模型の一部になっているので

思わず旦那くんに「ねぇ!分かる!?ここでシータをキャッチしたんだよ!!分かってる!?」と言ってしまったほど。(興奮)

エレベーターの下の方まで模型になっていて、見どころあり。楽しい。

もっとゆっくり見たかった。(随所でよみがえる不満)

 

入口から出口までを振り返る

 

では最初にもらったマップを見ながら、順番に、簡単に、おおたの主観満載で振り返ります。

 

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〇不思議の町の屋台

千と千尋の、両親が豚になっちゃうあのカウンター。

なんて言えばいいのかな、「セット」みたいな感じで、おそらく実寸で再現されている。

リアルなんだけどリアルじゃないというか、なんかこう、「塗りました」みたいな食べ物が積まれているのは「ふーん」と思ったのだけど

使いかけのからしのビンを確認し、それだけはいい味出してるなと満足。

 

〇ハッタ―帽子店

旦那くんにテストをしたが、なんの映画か分かってなかった。

ハウルのヒロイン、ソフィーのお店ですね。

これもセットのように、ソフィが座る窓辺のカウンター(作業場)を再現。

右上の方にあった引き出し、無印とかで買えそうだなって思った。

おそらく映画の中にもそんな画があるのだろうけど、ハウルはあまり見込んでいないからなんとも言えない。

 

〇地球屋

入口まわりだけセットのように再現されてます。(窓から見える奥の店内は、たしか絵)

あそこで体育座りして写真撮りたかった。(繰り返しますが館内は撮影禁止)

バロンをもうちょっとなんとかしてくれれば嬉しかった。

 

〇風立ちぬ

大正時代の商店の話とかしていた気がする。あんまり覚えてない。

 

〇かぐや姫

寝殿造りの話をしていた気がする。あんまり覚えてない。

 

〇ハイジ

飛ばした。ジオラマのまわりが賑わっていた。そもそもジブリじゃない。

(それを言ったらナウシカもスタジオジブリとして作ってないけど、おおたの中ではナウシカはジブリ。ハイジはおおたの中でもジブリじゃないし、世代じゃないので思い入れがない。)

 

〇コクリコ坂

前述の通り、カルチェは好き。

病院は西洋建築という話と、生垣の話をしていた。

 

〇ゲド戦記

飛ばした。

 

〇アリエッティ

飛ばした。

アリエッティ宅と家族の実寸模型はにぎわっていたが、人形のクオリティに納得できなかった。

 

〇マーニー

飛ばしたと思う。記憶がない。

 

〇耳すま

ダイニングキッチンの話をしていた。よく覚えてない。

 

〇ジブリ美術館

泥の建築の話をしていた。

壁一面の、鈴木Pか誰かによる駿さんのエピソード(文字)がよかった。

 

〇ハウル

ドイツとイギリス建築の話をしていた。ほかはあんまり覚えてない。

 

〇魔女宅

前述の模型。原画もあったか。

西洋ごちゃまぜの話をしていた。

 

〇紅の豚

ざっと見た。鉛筆画状態のジーナさんもきれい。

 

〇千と千尋

前述の巨大模型。

 

〇見えない手仕事

大工道具などの展示がされていた。もちろん飛ばした。

 

〇トトロ

前述の階段と草壁家模型。

 

〇もののけ

たたら製鉄の話。

 

〇ぽんぽこ

ほぼ飛ばした。

 

〇ぽろぽろ

飛ばした。

 

〇山田くん

飛ばした。

 

〇ポニョ

覚えてない。

 

〇ラピュタ

前述の模型しゅごい。

 

〇ナウシカ

泥の建築の話をしていた。

 

〇虫眼とアニ眼

なんのことやら。

 

〇さいごにグッズ売り場で終了

(グッズ売り場にはチケットが無くても入れます)

 

立体建造物展限定グッズ(の中でもさらに大阪限定グッズがある)と、三鷹の森美術館のクッキー以外はそのへんのどんぐり共和国で買えそうなので、まぁいいと思います。

 

「MITAKA」とばっちり書いたクッキー缶が山積みされていたのはずるいと思った。

(これは以前、三鷹で買ったやつ。中身はもう無い。)

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クッキー缶、実は裏側が可愛いんですよ。

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立体建造物の話

 

これから行かれるジブリ好きの方は、『あくまで立体建造物展』であることをよく言い聞かせた方がよいと思います。

 

たとえば…

 

ジブリ好きがわくわくできる解説↓

「ジブリに出てくる建造物は、お金のことさえ考えなければ実際に造ることができる。ハウルの動く城も、建造物としては成り立つだろう。」

「ナウシカやジブリ美術館の建物は、泥の建築。ふつうは継ぎ目があるのが無機物、ないのが有機物と言えるけれど、泥の建築は人工的なのに継ぎ目がない。」

とか。

 

へぇと思うけど、だからどーしたと思ってしまう解説↓

「日本のダイニングキッチンの出現は、女性の進出によって『奥』が優先された結果。」

「病院は、昔でも田舎でも、ほぼ西洋建築。西洋医術をやってますよ、という目印のため。」

とか。

 

解説のバランスとしては、「へぇ…」の割合の方が多かったです。

 

ほかには「建物には意識と無意識がある。たとえば教会なんかは意識の建物の代表。それぞれがリラックスすべき家は、無意識の代表。」なんて話は面白かったかな…。

あんまりいろいろ書くとネタバレというか、それこそ「ふーん、もう分かったから行かなくていいや」と思う人が出てきそうなので

これ以上は書かないようにしましょう。

 

さて、もう一度行きたいか?

 

もっと学ぶ姿勢というか、それこそキャッチコピーの通り「部分を見れば全体が分かるのだ!」という気持ちで興味を持てればよかったのですが

おおたには向かなかったです。

 

誰もいないときに、好きな時間配分でとことん見てよいのであれば、もう一度行きたいですが。

あの混雑ではもう、自分が何をしに行ったのか分からない。

 

建造物展のあとに、ハルカス展望台で巨大テトリスをやったときの方が、300倍盛り上がりました

旦那くんも愉しそうにしていたし。

後ろに並んでいたちびっこに「ご、52点!?すげー!!」って言われてご満悦の様子でした。

負けた方がご飯おごりね、と約束していたので、建造物展と展望チケット分、きっちりご飯でお返ししましたよ。

(ふだんなら絶対そんな約束しないけど、今回は付き合わせて悪かったなぁと思っていたのでちょうどよかった。)

 

(巨大テトリスについては、ぜひぐわぐわ団さんの記事をどうぞ。

おおたもぐわぐわ団さんのブログを読んで、ハルカスでテトリスがしたくなったのです。)

www.gw2.biz

 

ちなみに話を戻して、旦那くんに展示の感想を聞いてみたところ。

だいぶ悩んで「大きい千尋の建物すごかった。原画?が綺麗だった。あの最初の方の、セットみたいなやつは何だったのかな?」といった内容を、ぽつぽつ述べてくれました。

 

そしてなんの脈絡もなく、最後にもう一枚だけ写真を。

 

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グッズ売り場の外に、一か所だけフォトスポットが用意されており

油屋をバックに、カオナシとお写真が撮れるのです。

前に並んでいた2人組のおねえさんとお互いを撮りあったのですが、スマホを返してもらうときに「ごめんなさい、てっぺんがちょっと切れちゃいました」と報告が。

唯一のフォトスポットということで列になっており、撮り直す(心の)余裕がなかったので

「ちょっとくらい大丈夫です!ありがとうございました!」と別れたものの。

 

確認したら、どう見ても「てっぺん切れてる」のレベルじゃなくない?

え、これ何?ほんとに油屋??

「上半分が写っていない」と教えてくれるべきでは?もう遅いけど!

おおたはちゃーんと、おねえさんたちの写真は油屋のてっぺんまで写るようにKUFUしたけどね!!

あーもうほんと!気がきかねぇなあ!

 

ジブリはやっぱり、映画を観るのが一番です。

二番目は、音楽を聴くこと。

(この記事も、録画した『久石譲inパリ』をエンドレスリピートしながら書いています。最高。ジョーヒサイシサイコー。

 

 

 

ではね |ω°)ノ