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横浜女が滋賀で主婦する

日常系雑記ブログ。壁打ちスタイルでやってます。

金ロー「千と千尋の神隠し」感想 おにぎりと電車のシーン好き

あれこれの感想文 あれこれの感想文-映画 あれこれの感想文-映画-ジブリ

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ジブリ祭に参加せずにはいられない!ということで、

千と千尋についても語ってみようと思います。

 

(そのほかジブリ記事はこちら)

 

最初と最後でトンネルと石像が変わっているとか

契約書の名前の字がどうのとか

油屋のおねえさんたちはそういうおねえさんだとか

庭には全季節の花が一斉に咲いてるからあそこはあの世なんだとか

いろんなネタは、よそのまとめサイトを見てください。

 

ミヤザキ過激派の方は「ラピュタより後の作品は駄作!」とか言いますけど

千と千尋もまあまあ好きです。

 

パッションのままに、書きたいことだけ書くよ!

 

 

 

 

古代とか神話とか好きなんだって

 

見るからにジャパネスクなのはもちろんのこと。

名前をとって支配しちゃうというのがね。

「君の名は。」の感想でも語ったんだけどね。

「君の名は。」感想 文学部のわたしの卒論は「魂は名に宿る」だった

好きよね、そういうの。

日本に限った思想でもないようだけどね。

 

この世界のものを食べないとそなたは消えてしまう、とか

ここのものを三日も食べればにおいは消えよう、とかは

よもつへぐい感があるよね。

(よもつへぐいって変換できないのね)

すごーく簡単に言うと、同じ釜の飯を食うってことだね。

 

千尋といっしょに呼吸を止めがち

 

あのシーンのハクの合図に合わせて、もちろん息吸って止めるよね。

あれぐらい我慢できるだろ!と思いつつ、

まぁ実際にはすごく緊張しながら歩いてるわけで、酸素消費量も上がるだろう…

と事情を考慮するよね。

失敗しても優しいなんて、ハクは器の大きい男。頼れるー。

 

ちなみにわたしにとって、壁ドンといえばハクである。

 

「ここで働かせてください」

 

就活のとき、千の声でずーっと脳内再生されてた。

いいなあ、あの面接。

志望動機も自己PRも言わなくていい。

ここで働きたいんです!のゴリ押しで採用してもらえるなんて羨ましい。

おおたは就活ボロボロでした。

本当にいやだった。二度とごめんだ。

 

「八百万の神様が疲れを癒すお湯屋なんだぁ、よ」の湯婆婆様めちゃかっこいい。

 

仕事で認められてほっこりしている千の様子は健気でかわいい。

 

かまじい

 

「手出すなら終いまでやれ!」と言ったくせに

「気まぐれに手出して人の仕事をとっちゃならねえ!」と説教する理不尽上司のようなかまじい。

でも優しい。

かまじいのあのボイラー室は、全視聴者の癒し空間。

「わしの孫だ」とか、「愛だな」とか、

座布団かけてくれたりとか…。

 

そしてススワタリたち可愛い。

坊ねずみとの、えんがちょ再現遊びは微笑ましくて

かまじいの話が入ってこない。

 

その二面性が「大人」なのだ

 

ハクもリンも、千のこと応援しながら

まわりの人の前では嫌がっているふりするじゃん。

それに対する千尋のリアクションがぴゅわーというか、

「えっ?」て感じになってるよね。

大人の社会ってこうだなあと。

うまく立ち回れて一人前というか。

信じちゃならない危ない人が、いいやつのふりしてることもありますし。

 

それにしてもリンはいい先輩。

 

あと父役と兄役のカエルも好きだ。

中間管理職具合がよく出ている。

ちなみに兄役がカオナシに食われた後、

みんなが「喰ったーーー!」と逃げ惑うシーンが好きである。

 

カオナシが兄役の声を使って千にやさしく語りかけるのもよい。

あの猫なで声。小野武彦さん。

声優には声優を使えばいいのにと言われがちだが、

千と千尋はどこにも文句のつけようがない。

巧くやれるなら俳優さんでも問題ないと思う。

巧くやっていただけるのなら。まあ兄役はチョイ役だけれども。

坊の神木くんかわいい。

あ、あとカオナシの「許せん」というセリフは絶対に

「許せん(千)」というダジャレだと思う。話がそれた。

 

おにぎり

 

「例のおにぎりのシーン」。

あのシーンは泣けます。

 

「千尋が元気になるようにまじないをかけて作ったんだ、お食べ」

張りつめてるとき、疲れちゃったとき、寂しいとき、

誰かが手間をかけてくれた料理なんか出てくると

ぽろっときちゃうものですよね。

 

そしてあの場合は、おにぎりがベスト。

しかも塩おにぎりというシンプルさ。

日本人はおにぎり大好きです。

手作りキッシュとかじゃなくておにぎり。素朴さがしみる。

 

とにかくおにぎりのシーンは良いんだよ。

どんなときでもお腹は空くし、食べたものからからだは出来るよ。

 

一晩経っても状況変わってなくて、

両親はぶたで、変なババアの下で働かなきゃいけなくて、

これからどうなるか分かんないっていうのに

おにぎりおいしいよハクやさしいよ泣けるよー!という重要なシーンです。

千尋の怒涛の感情に寄りそいましょう。

 

電車

 

「例の電車のシーン」。

ここ大好きです。

昔はむしろ、この場面は眠くなってたぐらいなんですけど。

台詞もほぼないしね。

ただおばあちゃんのところ行くための移動タイムぐらいに思ってた。

 

今はこの、静かで落ち着いた感じが。

無言の乗客たちが。

海の景色が。

千尋の横顔が。

非常によろしい。

坊ねずみが窓枠ではしゃいでいるのもよろしい。

 

近かったり遠かったりの、いろんな記憶がよみがえってくるような電車旅。

わたしもあの中で揺られていたい。

 

銭婆

 

おばあちゃん。

「一度あったことは忘れないもんさ。思い出せないだけで」

 

やさしい、いいセリフですよね。

もちろん「一度あったことは忘れない」は、悪い意味でもそうなんだけど。

 

自分の中にも、いろんな出会いや経験がつまっているし

誰かの中にも、わたしのことが引き出しの奥の奥かもしれないけれど

しまってあったらうれしいなあって。

なんかそんな感じの。

 

おばあちゃんちでチーズケーキと紅茶をいただきながら

恋バナとかしたかった。

 

「銭湯」が「銭」婆と「湯」婆婆に別れちゃったんだって言ってる人ネットで見て

そっかー!と初めて気づいた。

何回も見てるけどまったく考え付かなかったびっくり。

「わたしたち元は二人で一人前なのに」と話している意味も通じる。

銭婆が姉なのも、文字順が先だからか。

夏木マリさんの、湯婆婆のときのキレ声と銭婆の優しい声の使い分けすき。

 

最後のくだり

 

ラストの豚選び。

これは何回見ても正解した理由はわかんないです。

少なくとも、見てれば理屈が分かるたぐいの仕組みにはなってないと判断し

考えても無駄だと思っている。

 

そしてハクとの別れ。

あの後、実はハクは八つ裂きに…とかいう都市伝説ありますけど

ハクが平気って言ってんだから平気なんだよ。

 

「わたしは湯婆婆と話をつけて弟子をやめる。平気さ。本当の名を取り戻したから」

 

うん、だから、平気なの。

八つ裂き根拠とされている湯婆婆の「お前は八つ裂きにされてもいいんかい?」というセリフはありますが

そのあと「はい、八つ裂きになってもいいです」という返事をしているところは映ってないですよね。

「いいえ、八つ裂きはさすがに困ります」と言い返したかもしれないじゃないか。

だからハクが平気って言ってんだから平気なんだよ。

 

いつも何度でも

 

いい歌…!!!

当時めちゃんこ流行ったし

誰しも「おほほっほっほ~ほっほほほほ…」とか言いながら茶化したことはあると思うが

いい歌なのである!!

 

就活のどん底期とか

失恋で沈み込んでたときにも聴いていた。

 

優しい音色はもちろん、歌詞もいいのだ。

 

かなしみの数を言い尽くすより

同じくちびるでそっとうたおう

 

一番好きなのはここでしょうか。

でも全部いい。

しょうがない、もうちょっとがんばってみるかという気になる。

 

結婚式で使った曲

 

ジブリ曲で披露宴を構成した、「鳥の人」を披露宴の入場で使った、と

ナウシカ記事で書いたんですけど。

千尋の曲も使いました。

花嫁の手紙のBGMに「あの夏へ」を!!

もうこれは絶対!と思ってました。

ナウシカでの入場を想定する前から決めてた。

あの、映画冒頭のピアノが印象的な曲です。

ちょっと切ないやつ。泣かせにかかろうと思って。

 

手紙からの両親へ花束贈呈シーンには「ふたたび」を。

あの、ニギハヤミコハクヌシ!!とか言いながら空を飛んでいるときの曲です。

 

この曲、途中でばーんと盛り上がる部分があるんです。

手紙を読み終わってから「ふたたび」を流してもらって、

両親の立っている端まで会場を歩いて、

(ドレスをわさわささせながらテーブルの合間を縫うのでゆっくり歩く)

ちょうど花束を渡すその瞬間に、例の盛り上がりポイントになったときは

久石譲が降りてきて演出を手伝ってくれたのかと思いました。

 

いやあ、よかったね。

流行りの結婚ソングを徹底的に無視してこだわったからね。

 

ちなみに神前式をして、披露宴も色打掛での入場だったので

千尋の和っぽい曲もたくさん使いたいなあと思っていたのだけど

うまく使えなかった。

結局、上の二曲と、みなさんのお帰りタイムに「いつも何度でも」を流しただけ。

サントラだと「お祭り騒ぎからのシリアスシーン」が一曲に入っていたりして難しいです。

式場の指示で、オリジナルのCDをそのまま貸してくださいと言われていたので編集もできないし。

(著作権のため)

 

まったく関係ないが、ハクと千尋が手を繋いで雲の上の夜空を飛んでゆくシーンは

どうしてもA Whole New World~♪と歌ってあげたくなる。

おおたはジブリ好きといいながら、小さいころからディズニーにも浮気をしている。

 

挨拶できる子になってよかった

 

とりあえず千尋が、きちんとした返事と挨拶ができる子になってよかったなあという感想で

この記事を終わりたいと思います。

まぁ千は千のままあの世界にいても愉しいし生き抜けるよなといつも何度でも思うけど。

(ただし両親を見捨てることになる、というのはネック)

死ぬまでは現実世界を生きていこう。

 

みんなも悲しくなったときは「いつも何度でも」を口ずさんでね。

 

(過去のジブリ記事はこちら)

金ロー「紅の豚」感想 ジーナさんへの憧れがとまらない

金ロー「猫の恩返し」感想 猫たちがツルッとしている

金ロー「風の谷のナウシカ」感想 やっぱりナウシカはすごいとしか言いようがない

「メアリと魔女の花」キャッチコピー「魔女、ふたたび。」の重さ。スタジオポノック?

ジブリっぽい世界観を取り入れるために買った我が家の照明

 

 

ではね |ω°)ノ