今期は、以前よりたくさんドラマを見てました。
働きながら実家にいたころは、リアルタイムで見るのも好きな時に録画を見るのも難しくて
(TVはリビングに一台だけだった)
お気楽主婦になって、ドラマもじっくり見られるようになったものです。
昼間の関西ローカル番組ばかりの時間に、録画ドラマを見るのがちょうどよかったというのもあるんですけど!ね!
そして今期一番人気と言われたドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」が昨日最終回でした。
いつも録画して翌日見ていたのですが、今回ばかりはリアルタイムで見ちゃいましたね。
そんなこんなで逃げ恥の感想を中心に、今期ドラマをちょっとだけ振り返ります。
なんせ旦那さんは一緒にドラマを見ていなかったので、
わたしはこう思ったよ!ここがよかったよね!あそこ微妙だったよね!と語り合える人がいない。
吐き出させてくれよパッションを。
ネタバレおかまいなしです。
今更あらすじ説明はしません。
目次から各ドラマに飛ぶもよし。
逃げるは恥だが役に立つ
まずは一番ホットな「逃げ恥」から。
初回から、ガッキーの可愛さと、斬新な「契約結婚」という設定にわくわくしながら見てました。
ふつうの夫婦がやっていることを、「契約」としてあれこれ会議・協議・解釈しているところが面白かったんですよね。
最終回も「専業主婦だとしても夫婦は雇用主と従業員ではない!共同経営責任者と解釈すべきだ!」なんてシーンはぐっときました。
でも、全体の感想としては、最終回は微妙。
もちろんみんなハッピーの大団円タイプの最終回で、いつもなら大満足なんですけどね。
なんかモヤッとしたんですよね。
途中のみくりちゃんが、いくらなんでもイライラしすぎだったからですかね。
共働きになったからこんなもん、と言われれば
もう専業主婦のわたしがあれこれ言うことじゃないんですけど。
(でも共働きったって、パート設定じゃん?フルタイムで働いてる人とはまた違うじゃん?と思ってしまう)
お米炊き忘れたシーンとか、もうイライラしちゃったよ。
お急ぎモードなら30分で炊けるじゃん!と思ってしまう。
荷物置いて、トイレ行って、お茶入れてゆっくりしながら、おかず食べ始めてたっていいんじゃない!?とか。
いやそれじゃドラマにならないんですけど。
ていうかあの「わたしが買いに行きます(溜息)」のシーンは、
演技がリアルすぎた。
お米については同意しかねるけど、怒るとああいう感じになっちゃうのとても分かる。
あと、シェアハウスみたいにどうとか、ボランティアがどうとか言い始めたのも。
なんかもう、一緒に住むのやめたら?って思ったよね。
実際「もういいですよこんな面倒くさい女しょいこむことないよ」っていじけてたけど。
めんっどくせえな。
ちょっと仕事抱えたぐらいでパンクかよ。と思いました。
どんどんヒラマサの家事分担を増やしていたけど、それだけパート収入から生活費も入れてるわけ?と疑問も。
ボランティアとか言うなら、てめぇの生きる金はてめぇで全部稼げよと。
まぁそのあとの、ヒラマサさんの回想シーンと優しさが偉大でしたけどね。
優しいね。瀬戸物と瀬戸物じゃダメなんだよ。←みつを
(ちなみにACのCMでみつをの瀬戸物ポエムが使われていたけど
「そういうわたしは、いつも瀬戸物」という最後の一文が省かれているのにすごく腹が立った。
綺麗事でまとめて作品の良さを奪うAC。
カットじゃないバージョンがあるらしいとも聞いたけど、カットバージョンがある時点でダメだろ)
そんなこんなで、まぁ仲直り?というか機嫌直り?して
最後はハッピーな感じでしたけどね。
でも、結局プロポーズはあいまいな失敗に終わったまま
籍も入れても入れなくてもいいね~って言ってたのにも「?」でした。
いやいや。藤井隆の話聞いて、きちんと「責任」の伴う関係になろうって思ったからプロポーズしたんじゃないの?
結局もう「雇用関係」ではなく「共同経営責任者」という解釈に落ち着いたってことでいいの?生活費どうなってんの?家事はボランティアでいいの?
そもそも、次の会社は事実婚でも制度オッケーか分からないよ?とか。
夫婦の在り方(というか人間関係全般)に、多様性があっていいよねってテーマなのは
重々承知ではありますが。
なんか結局、ボヤッとモヤッとしました。
途中の方が面白かったな。
結局関係性に着地が見え始めるとつまらないってことなのかしら?
ゆりちゃんが幸せならいいか。
ゲイはサプライズでしたね、伏線あったらしいけど気づかなかった。
あと乙葉ちゃんの登場が、何より嬉しい!サプライズ!!
乙葉ちゃん可愛い。乙葉ちゃんと藤井隆が幸せならもうなんでもいい。
乙葉ちゃんをありがとう逃げ恥。
ちなみに同じ脚本家さんでガッキー主演だった「掟上今日子の備忘録」はとってもとっても良かったです。
これは逆に、途中脱落者も出た中で、とにかく最終回が神回だったと言われている。
もう実家の録画も観れないし、DVDボックス買えばよかったなあ。
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
これも見てました。
この話も、最終回が微妙だった。(文句ばっかり)
さんざんヤキモキさせられた末、せっかく両想いだねハッピーだねと思ったら
幸人とくっつかないんだもん。
本田翼とのやりとりとか、あれ今となってはなんだったの?
茶番?
しかも「あなたのことは好きだけど、今は仕事が一番大事で、わたし二つのことはできないから」みたいな理由。
こういう論法、すっげぇ嫌い。
そう。じゃあ、好きな人がほかの人のところへ行ってしまってもいいのね。
それってたいして好きじゃなかったってことなんじゃない?と思ってしまう。
あの主人公ならそういう意味じゃないのは分かるけど、
この論法って、キープ相手との責任ある交際を体よく断る常套句じゃん。
いや両立不可って、むしろどんだけ本腰入れて恋愛に打ち込もうと思ってたの?っていう。
オフタイムが充実するからこそ、仕事も頑張れる!という前向きな発想はないの?
今までさんざん、なんでも真っ向勝負でポジティブにやってきたのに?
がっかりだよ。
途中面白い回もあったし、啖呵切るシーンは毎回楽しみにしてたんだけどね。
そういえばこのドラマも、ゲイがいい味だしてたね。
アメドラみたいに、ゲイを一人は出す、みたいの流行ってるの?
現実に多いから?
あとセシルちゃんが可愛かったね。
レンタル救世主
全部見てたんだけど、あんまり印象に残ってない。
志田未来ちゃんが可愛いから見てたけど、ラップは画面越しながら恥ずかしかった。
なんか深そうなテーマを掲げていたのは分かったけど、
「うんまぁそうだねえ」くらいにしか。
22時半~のわりに、ずいぶん大雑把なドタバタコメディだったなあ。
あと離婚するとかしないとか、けっこうどうでも良かった。
さっきの河悦と同じで、いや!好きなら別れなくていいでしょ!としか思えず。
わたしが単純志向の子どもなんでしょうか。
志田未来ちゃんと横浜の景色をもう見れないのは寂しい。
逃げ恥も横浜だったし。寂しい。
Chef~三ツ星の給食~
天海さんのコメディ演技がクセになる。
「あ~ら、わたしはそうは思わないわよ~!」とかなんか大げさな感じ、好き。
最高。マネしたい。
「あ~ら!」
初回は「いくら小学生の舌でも、満場一致のマズイ連呼はないだろ」など突っ込みどころがありまくりだったけど、
それ以降は細かいことは気にせず気軽に楽しんだ。
中盤、実は川口春奈が実の娘でした!って明かされる回で
まとまりすぎて最終回かと思ったらその後も普通に続いたね。
あれが最終回でもよかったよね。
とりあえず、天海さんとエンケンさんが楽しそうにレシピ考えて給食作ってるだけで
こちらも楽しかったからよし。
万事OK。
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
あと何か見てたっけ?と最後に思い出したのがこれ。
印象薄かったのかな。
初回を見たから、なんとなく最後まで見てた。
NHKに似たようなコンセプトの番組あるよね。あれは面白いよね。
田丸先生可愛かった。吉岡里帆さん。ゼクシィ。可愛い。
子どもが死んじゃうシーンはさすがに悲しかったけど、いろいろ突っ込みどころは多いドラマだったと思う。
医療関係者が見たら…というか見てられなかったんじゃないだろうか。
最終回なんてひどかったよね。
患者ファーストなら、主役の都合とか思い入れとかどうでもいいから、
すぐさま別の病院に搬送してやれよと思いましたが。
でもまぁ、毎回なんとなく見ちゃうぐらいには楽しんでました。
田丸先生が可愛いから。製薬会社の人と仲良くしてあげてほしい。
来期は
ひとまず、タラレバ娘は見ます。
(お姉ちゃんの部屋でタラレバ娘の漫画を見つけた時の心境は過去記事があるよ)
あとカルテットも見ると思う。
カルテットのCMで「噓つきは大人の始まり」って言ってたと思うんだけど。
その一言だけで、あーこのドラマは見ようと思えた。
そんなこんなで、ざくっと感想でした。
やいやい文句言ったり、きゃーきゃー萌えたり、ドラマは楽しいです。
ではね |ω°)ノ